東京会場 ゲスト・イベント

スペシャルトーク1

デビュー作『心鏡』(花コリ2016上映)以来、旺盛な制作活動を続けるキム・スンヒ監督。今回の上映作『深心』は、現実を象徴的に再構成した世界観と、距離を超えた人間同士の共感と希望をユニークに表現したことが高く評価され、「インディ・アニフェスト2017」一般部門優秀賞を受賞しました。

日時 5月12日(土)19:20~短編プログラム3上映終了後、開催予定
会場 アップリンクファクトリー 地図はこちら
入場 短編プログラム3ご鑑賞者のみ(こちらからご予約ください)


ゲスト キム・スンヒ(『深心』監督)※日本語通訳あり
パネリスト 横田正夫(医学博士、博士[心理学])

キム・スンヒ(『深心』監督)
自主制作でアニメーションと音楽を作っている。デビュー作の『心鏡』(2014)はアヌシー国際アニメーション映画祭(仏)やスラムダンス映画祭(米)を含めた約70か国の国際映画祭で紹介され、多くの賞を受賞した。2016年には、第18回ソウル国際女性映画祭公式トレーラー『Women make good films』を制作、2017年には、2作目となる短編作品『深心』が、同年4月に開催されたフロリダ映画祭(米)でワールドプレミアとして上映され、現在約50か国の国際映画祭で紹介されている。2018年1月に韓国で公開する、女性のナプキンに関する長編ドキュメンタリー『血の連隊旗(仮)피의 연대기(For Vagina's Sake)』のアニメーションパートを制作した。

横田正夫(よこた まさお/医学博士、博士[心理学])
日本大学教授(映像心理学・臨床心理学)、医学博士、博士(心理学)、日本アニメーション学会元会長、公益社団法人日本心理学会理事長。日本大学芸術学部映画学科映像コースでアニメーションを学ぶ。その後、映像理論を心理学的に解明したいと考え、大学院で心理学を学び、日本映像学会においてその成果を発表する。日本アニメーション学会の設立後、理事および会長として学会運営に参加するとともにアニメーションについての研究の発表を行う。アニメーション関連の著書は「メディアにまなぶ心理学」有斐閣(1996、共著)、「アニメーションの臨床心理学」誠信書房 (2006)、「CineAnimationS」Corlet(2007、共著)、「アニメーションとライフサイクルの心理学」臨川書店(2008)、「日韓アニメーションの心理分析」臨川書店(2009)、「アニメーションの事典」朝倉書店(2012、共編著)、Japanese Animation: East Asian Perspective」 University Press Mississippi (2013, 共編著)、「メディアから読み解く臨床心理学 漫画・アニメを愛し、健康なこころを育む」サイエンス社(2016)、「大ヒットアニメで語る心理学‐「感情の谷」から解き明かす日本アニメの特質」新曜社(2017)、主なアニメーション関連論文にはThe Japanese puppet animation master: Kihachiro Kawamoto(2003)、A master animator: Yasuji Mori’s works for children(2004)、Satoshi Kon’s transition from comics to animation(2004)、「日韓の長編アニメーションの心理分析 ―「Green Days~大切な日の夢~」と「コクリコ坂から」」(2012)、「持永只仁のアニメーションの作品にみるライフサイクル的展開」(2016)などがある。
 

スペシャルトーク2

日本でNHK等の映像を制作する傍ら、テレビドラマの脚本や演劇を手掛けるなど、多彩な活動を展開するアートユニット「ケシュ#203」。インディ・アニフェストのアジアコンペ部門に作品がノミネートされ、映画祭に参加したお2人をお招きして、現地でのエピソードや日本での活動などについて語っていただきます。

日時 5月13日(日)17:45~アジア短編プログラム上映終了後、開催予定
会場 アップリンクファクトリー 地図はこちら
入場 アジア短編プログラムご鑑賞者のみ(こちらからご予約ください)
ゲスト ケシュ#203(仲井陽、仲井希代子『FLOAT TALK』監督)
パネリスト 村上寛光(映像ディレクター、フリッカ代表)

ケシュ#203(ケシュルームニーマルサン)
仲井陽と仲井希代子によるアートユニット。早稲田大学卒業後、演劇活動を経て2005年に結成。NHK Eテレ『100分de名著』や同『グレーテルのかまど』などの番組でアニメーションを手掛ける。手描きと切り絵を合わせたようなタッチで、アクションから叙情まで物語性の高い演出が特徴。またテレビドラマの脚本執筆や、架空の町を舞台にした連作短編演劇『タヒノトシーケンス』を立ち上げるなど、活動は多岐に渡る。オリジナルアニメーション『FLOAT TALK』はドイツやオランダ、韓国、セルビアなど、数々の国際アニメーション映画祭においてオフィシャルセレクションとして上映された。

村上 寛光 (Hiromitsu MURAKAMI)
1975年横浜生まれ。東京工芸大学芸術学部映像学科卒。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(英国)アニメーションコース修士課程修了。現在、クリエイティブチーム「フリッカ(Flicker)」代表として、アニメーションや映像制作、商業施設のデザイン、ワークショップなどのイベント企画など、多岐に渡る活動を行う。