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映画祭ゲストトーク『今しかにゃい』

韓国現地の映画祭インディ・アニフェストでは上映終了後、監督トークを実施しています。2021年9月に開催されたゲストトークのQ&Aの様子をご紹介します。ニラジャ・ラジュ監督は映画祭会場とリモートトークをしました。

『今しかにゃい/Meow or Never』

ニラジャ・ラジュ/2020/09:34/Puppet, Stop Motion, Objects, 2D/インド、イギリス

ニラジャ・ラジュ: まずインディ・アニフェストに参加できて光栄です。この作品は主人公の猫のように、自分の好きなものが何であるか悩みながら作りました。自分が好きで得意な音楽の作曲を活かして作品を制作したりしました。また、潜在している内面的な恐怖を作品に盛り込もうとしました。

Q猫を活用したミュージカルが面白かったです。好きなミュージカルはありますか?
A.私の好きなミュージカルは、多くの方がご存知かと思いますが、 『ラ・ラ・ランド』です。私は子供の頃からディズニーのプリンセスやライオンキングのようなディズニーアニメをとても好きでした。そんな感じでミュージカルとアニメーションへの関心がある状態で育ってきたのですが今回、専門家の方々と協力して自分の最初の作品を作ることになりました。

Q.作品でストップモーション技法が際立っていますが、どのように制作しましたか?途中で 2D アニメーションシーンがとても自然に挿入されて驚いたとのことですが、普段も2Dとストップモーション、2つのスタイルを組み合わせて制作するのでしょうか?
A.アニメーションを作るために2Dの絵もたくさん描いてみました。今作では実質的な物に触れて感覚を感じながら実存する美しい世界を表現したいと思いました。私だけではなく他3人と一緒に作業しながら、暗い部屋で1人で作業する時はカタルシスを感じながら作業したりもしました。前は2D的な部分を共同制作したことはありませんでしたが、今作では二つの方式の調和を表現したかったので、このようなやり方を選ぶことになりました。

Q.作品の途中にマシュマロが出てきましたが、マシュマロを登場させた特別な理由や意味があるのでしょうか?
A.マシュマロを通じてアニメーションの中のすべての登場人物を表現し、つなげたかったんです。マシュマロが火に入る過程を自分の人生の意味と目標を悟ることの例えにしたいと思いました。また、猫の主人公フーチャが考えるように、人生の意味には数学科学フォーミュラ(公式)があるのではなく、それぞれにそれぞれの価値観があることを見せたかったのです。普段は可愛いけど食べる時は火で焼いて食べなければならない、ともすると暗いマシュマロの過程を人生と深く関連付けさせたいと思いました。

Q.作品の中に登場する子犬は、猫が人生の意味を探す過程で障害物として作用するのでしょうか?
A.はい、そうです。猫の主人公フーチャは、宇宙船を通じて人生の意味を分析することが目標でしたが、子犬が登場することによってフーチャのすべての計画を妨げます。これにより、フーチャは以前の自分が試みようとした方式(宇宙船)が自分の人生の目標を探す真の方法ではないことに気づきます。現在、パンデミックの状況に合わせて、この作品を通じていくつかの肯定的なメッセージを伝えたかったのです。

Q.監督の人生において、誰かインスピレーションを受けた人や存在がいますか?
A. この作品を作る時、イギリスの学校の卒業制作として作りました。当時この作品を未完成の状態でピッチングする時、果たしてこの作品がうまく仕上げられるか、とても心配でした。しかし、その当時いた知人の方々が、作品中の主人公の猫と子犬が自分の姿と似ていると言ってくださり勇気をもらいました。

映画祭監督メッセージ(英語字幕、メイキング動画付き)

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