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現地映画祭トークレポその2

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花コリ2020では、韓国で2019年9月に開催された、韓国唯一の映画祭「インディ・アニフェスト2019」の上映作の中から受賞作を含め、厳選した優秀作を上映しています。
現地の映画祭では、上映後に監督が作品について語るGV(Guest Visit)が開かれ、毎回、質疑応答が頻繁に交わされます。

今回のレポでは現地のGVより、花コリ2020上映作品の質疑応答をピックアップしました。

2019.09.22インディ・アニフェスト映画祭一般コンペ部門3監督トークより

Q.『フォレスト歯科』で、歯科治療を素材にした理由は何ですか?

A. 同時多発的に起こっていることをどうすれば一つの話として紐解くことができるか悩んでいる時に出てきた素材でした。歯医者に通っている時、歯が抜かれ、新たに植えられる様子が映画で表わそうとした建物の開発と似ていると思いました。

『フォレスト歯科 』
포레스트 치과/FOREST DENTAL CLINIC
キム・ヘリョン 김혜련 / 2019 / 04:38 / Paper
キム・ソラは“歯科の治療”という避けられない問題から逃げ出した。走るソラを追いかける巨大な歯は、彼女をせき立て不安にさせる。人工的な植物に覆われた歯科医院からどうにか脱出して、見慣れた森にたどり着いたが、ホッとしたのもつかの間、森はコンクリートの都市へと変貌する。

* キム・ヘリョン監督は花コリ2017で『ウォークマン』を上映しています。

『ウォークマン』
워크맨/The Walkman
2015/11:51/ドローイング
団地の中の公園に、今日も90歳を超えた老人がやってきた。公園では彼よりも若い年寄りたちが将棋を打っているが、世代の違う彼はその輪に入れない。しばらく眺めていた彼は傍のベンチに腰掛けるが、そこには”ウォークマン”が置き忘れられていた。彼はためらいつつもイヤホンを耳につけ、”逆回転”のボタンを押す。すると、彼の動きが逆回転になり、その人生と世界が巻き戻されていく。

Q.『死の商人』は強烈で印象的な作品でした。この素材を選択した理由は?

A. 小学生の時、学校の前でヒヨコ売りの人がたくさんいて、みんな、ヒヨコはすぐに死ぬだろうということを知っているにも関わらず、買っていく人は少なくありませんでした。その部分がとても皮肉的だと思ったし、その時は、売り手がまるで子供たちに死を売っているかのように感じました。このように子供の頃に感じた感情に基づいて制作された作品です。

『死の商人』
죽음의 상인/The Death Vendor
チョン・ジンギュ(全振圭)전진규 / 2019 / 05:40 / 2D / 韓国、日本
少年はある日、ひよこ売りの商人に出会う。売られているひよこはすぐ死ぬと知っている少年の目には、商人は死を売る存在として映る。

* チョン・ジンギュ監督は花コリ2016に『Material Girl』を上映しています。

『Material Girl』
2015 / 10:00 / 2D
少女は動物たちと一緒に暮らしている。丘の上にデパートができたことで、少女の生活は変わり始める…。

*『フォレスト歯科』『死の商人』は花コリ2020韓国短編プログラム1で上映されます。

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